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化物語シリーズ

西尾維新作品。 化物語 傷物語 偽物語

真面目系 / 笑い系

 

 

 

真面目系



それでいいんだよ。
必要なときにそこにいてくれたという事実は、
ただそれだけのことで、何にも増して、ありがたいものだ



【戦場ヶ原父】


子供がやったことは親の責任だが、親がやったことに、
子供には何の責任もないんだから



【戦場ヶ原父】



おどれがどんな価値観持とうと、
どんな正義感持とうと勝手やけれど――
そんな理想を他人に押し付けんなや。

……他人じゃねえよ。

さっきも思ったんだ。

他人だって?

それは。

それだけは――聞き逃せない。



他人じゃありません。家族です。

…………。


家族には、僕は理想を押し付けますよ。

影縫さん。
妹の恥ずかしい秘密をバラすような兄がいるわけないでしょう。
僕はそんなこと、いちいちチクったりしませんよ。

…………。

八九寺真宵風に言うなら、それは。

秘密を持ち続ける勇気――である。

 

家族なんだから、嘘もつきます。騙します。
迷惑もかけます、面倒もかけます。
借りを作ることもあるでしょう、恩を返せないこともあるでしょう。
でも、それでいいと思ってます。

それでいい。

それが家族なんだと、僕は思う。


影縫さん――正義の味方さん。

偽者であることが悪だというのなら、その悪は僕が背負います。
偽ることが悪いことなら、僕は悪い奴でいいんです。

僕の判断が偽善ならば。
僕の決断が偽善ならば。

阿良々木月火への僕の思いが偽善であるなら、
悪党でさえない偽善者に、阿良々木暦は喜んでなろう――

忍野メメでもない。

貝木泥舟でもない。

影縫余弦でもない。

勿論、ファイヤーシスターズでもヴァルハラコンビでもなく。

阿良々木暦は――阿良々木暦だ。


好感度なんていらねえよ。僕は最低の人間でいい。

お兄ちゃん。

あいつがそう呼んでくれるなら。
僕はすべて――それでいい。

【阿良々木暦】
【影縫余弦】
【阿良々木月火】


あたしの状態? ああ、確かに通常じゃない。

……頭はぼやーっとしているし。身体は火照るように熱い、服が今にも燃え上がりそうだ。あちこちがだるくて一歩踏み出すだけで倒れそう――眼球から水分が飛んでいるのか、兄ちゃんの姿もまともに見えやしない。次に瞬きしたら、もう二度と目を開けないかもしれねーな。


つまり、ベストコンディションだ。

【阿良々木火憐】


試合に負けて、勝負にも負けて
――それでも、自分に負けなきゃ、負けじゃねー。

それがあたしの武道なんだよ。

【阿良々木火憐】


人間、全ての他人に対して常に平等であることはできないのだ。
誰かの味方をすることは誰かの味方をしないということで、
誰かの味方になるということは誰かの敵になるとうことなのである。

正義の味方は。

正義以外の味方を決してせず。

そして正義以外の敵だ。

そこには偽るべき要素は何もない。

つまるところ、正義とは。

全員に対する裏切り者――なのだ。

 


【阿良々木暦】


もしも――それでも誰か一人を選ばなくてはならない状況が訪れれば、
そのときは迷わず、戦場ヶ原先輩を選んであげて欲しいな

…………

自分を犠牲にするのは、阿良々木先輩の自由だけれど、
戦場ヶ原先輩のことは、大事にしてあげて欲しい。
……まあ、本当は、私にこんなことを言う資格はないのだろうけれどな



【神原駿河】
【阿良々木暦】



うぬがそう言うのを、聞きたかった

キスショット……

これで儂から迷いは消えた――従僕よ。
儂もな、最初からなんとなくわかっておったよ。
うぬはそういう奴じゃろうと思っておった

そういう奴って

うぬが儂に優しいのは――
儂が弱っておる間だけじゃろうとな、
そうわかっておった

うぬは儂だから助けたのではない――
弱っていれば、誰でも助けたのじゃ

…………

【キスショット】
【阿良々木暦】


確かにお前は正しいんだろう

お前はいつも正しい。
それは否定しない――だけどな、それは正しいだけだ。
お前は、いつも強くない

…………

強くない奴は負けるんだよ。
格闘技やってんならそれくらいわかるだろうが

正義の第一条件は正しいことじゃない。強いことだ。
だから正義は必ず勝つんだ。いい加減それくらいわかれよ。

それがわからないうちは、お前達のやっていることはいつまでたっても
――ただの正義の味方ごっこで

偽者だ。


【阿良々木暦】
【阿良々木火憐】


だったら、勝ったほうが正しいってことでいいんだよな、兄ちゃん。
兄ちゃんを倒せば――あたしは行ってもいいんだよな

その考え方は、危ないよ。正義とは随分程遠い

あ?

何言ってんだ。
兄ちゃんがいつも言ってんじゃないか――偉そうに

へえ、僕が何と言った?

あたしと月火ちゃんのことだ。
正しい、でも強くない――正義は必ず勝つんだから、
負けちゃ駄目だって――

あたし達のことを。
偽者だって。

偉そうに、偉そうに、偉そうに!
だからあたしは、負けないように――

ああ。そのことか

その通りだよ。
お前は正しい。でも強くない

強いだろ、少なくとも兄ちゃんよりは

それはどうかな。お前は僕から見れば随分と弱い

そんなぼろぼろで何言ってんだ、兄ちゃん

力が強くっても意味なんかねーよ。
本物に必要なのは――意志の強さだ

貝木のことを許せないというその感情の、
いったいどこにお前の意志があると言うんだ。
お前達はいつだって、他人のために動いている。
誰かのために動いている。そこにお前達の意志はない

……違う。
あたし達は、あたし達が正しいと思うことをしているんだ。
みんなのことは、理由に過ぎない

笑わすな。
理由を他人に求める奴が、正義であってたまるものか。

他人に理由を押し付けて、それでどうやって責任を取るというんだ。
お前達は正義でもなければ正義の味方でもない。
正義の味方ごっこで戯れる――ただのガキだ

偽者だ。
決して――本物にはなれない、偽者だ。


【阿良々木暦】
【阿良々木火憐】



どこへ行く気

野暮用ができた。遊びはここまでだ。
悪いが僕は家に帰る

帰れると思う?

帰るさ。僕の家だ

言っておくけれど――
私は相手が吸血鬼だからといって怯むほど臆病じゃないし、
相手が恋人だからといって怯むほど優しくもないわよ

知ってるよ。だからお前が好きなんだ

ふふ

ここを通りたければ私を倒すしかないわよ――
阿良々木くんにそれができるかしら

通るよ。その台詞は、ブリッジして言わなければ効果がない。
お前が僕を守りたいと言ってくれるように、
僕にも守りたいものはあるんだ

そんな言葉で私を説得できるとでも?

説得する必要なんかねーだろ

さあ、どうかしら。
私のことを、あまり理解のある女だとは思わないで欲しいわね

でも、戦場ヶ原。
だったらお前、僕のどこに惚れたんだ?

ここで動かない僕を、お前は好きだと誇れるのか



【戦場ヶ原ひたぎ】
【阿良々木暦】


親が子供と仲が悪いというのはね、
もうそれだけで虐待みたいなものなんだよ。

家族はいなきゃいけないものじゃないけれど、
いたら嬉しいものであるべきなんだ。
私はそう思うよ。母親としては。



【阿良々木 母】


羽川ちゃん。人は嫌なことがあったらどんどん逃げていいんだけれど、
目を逸らしているだけじゃ、逃げたことにはならないんだよ。
きみが現状をよしとしている限り、外からは手出しができないんだから―



【阿良々木 母】


才能って奴があるんじゃないのか、お前

そんなわけ、ないじゃない

それに、なろうと思ってなれるものじゃないでしょう

だが、なろうと思わなきゃ、なれないものだぜ――



【千石撫子】
【貝木泥舟】


千石。俺は金が好きだ

なぜかと言えば、金はすべての代わりになるからだ。
ありとあらゆるものの代用品になる、オールマイティーカードだからだ。

物も買える、命も買える、人も買える、心も買える、
幸せも買える、夢も買える――

とても大切なもので、そしてその上で、
かけがえのないものではないから、好きだ



【貝木泥舟】


だけどさ、扇ちゃん。
だからと言って、失敗や不幸を、犠牲や悲しさを、
『いいもの』だとは思えないし――思っちゃ駄目だろ。

どうせなら成功して成長したいよ。当たり前だけど


【阿良々木暦】




 

 


笑い系



しかしわからない。
どうしてお前はそこまで僕のことを過大評価するんだ。

何を言うかと思えば

これまで私は、愚問とは『グッドモーニング』の略かと思っていたが、
どうやらそういう質問のことを言うらしいな。

………………

一瞬格好いい台詞かとおもったが、
よく聞いてみるとその台詞はただの馬鹿だな。



【神原駿河】
【阿良々木暦】



貧乳はブルータスだ、お前もか!

 

【八九寺真宵】
ありふれた貧乳への警鐘



大変だ。

妹がデレた。

いや、大変だっつーか、普通に変だ。

そもそも最初からおかしい。

何かして欲しいことない、なんて言いざまは、
たとえ暇つぶしにしても火憐の言いそうなことではなかろう。

暇だから潰してもいい?

だったら、普通に言いそうだけど。


【阿良々木暦】



おや、阿良々木さん、頭から血が出てますね

凶暴な奴に噛まれたからな

早く首を縛って止血しませんと

死んじゃうよ!

 

【八九寺真宵】
【阿良々木暦】


ああ。阿良々木先輩、
あれは『たまたま』私が持っていたものを貸したのだ

ほう。神原後輩、お前は『たまたま』
ブルマーを所持していることがあるのか

レディとして当然の嗜みだ

いや、変態も同然の企みだ


こんなこともあろうかと準備しておいたのだ

どんなことがあると思ってたんだ。
お前、本当は、僕にどういう用で呼び出されたつもりだったんだ?
僕は僕の信頼度を疑うよ。

というか、そもそもブルマーなんてどうやって手に入れたんだ。
昔の漫画風に言うなら、ブルマーってのは、
『馬鹿なっ! あいつらはもう絶滅した種族だっ!』
て感じの物品だろうが


うん。そこはそれ、こう見えて私は先見の明があるからな。
いずれ滅びるであろう文化であることを見越して、
事前に百五十着ほど、保護しておいたのだ


それは保護じゃなくて乱獲じゃねえのか?

お前が滅ぼしたんじゃねえのかよ。ブルマー。



【神原駿河】
【阿良々木暦】


というわけで、阿良々木暦イメージ悪化計画。

その一。
金にだらしのない男。


神原、財布を忘れてしまった。
すぐに返すから、お金を貸してくれないか

わかった。三万円くらいでいいか?

お金持ちでした!


阿良々木暦イメージ悪化計画その二。
やたらとエロい男。


神原、僕は今、女性の下着に興味があるんだ


ほう、奇遇だな、私もだ。
女性の下着は芸術品だと、私は思っている。
なんだ、話が合うではないか、阿良々木先輩

話が合っちゃった!

そうだよ、僕がエロさで神原に敵うわけがないか……いや待て!
普通のエロでは無理でも、それが特殊なエロならば
僕にも勝機があるはず……!


特に興味があるのは小学生の下着なんだ

益々話が合うな! さすがは阿良々木先輩!
世間の荒波何するものぞ、素晴らしい生き様だ!


評価が上がっちゃったー!

なんでだよ。

えーっと、じゃあ、阿良々木暦イメージ悪化計画その三。
(もう既に面白くなってきたので当初の目的は見失っている僕)

誇大妄想的な夢を語る男。


神原、僕は将来ビッグになる男だぜ!

言われなくとも知っている。
というより、既に阿良々木先輩は途方もなくビッグではないか。
それ以上大きくなられては、そばでお仕えするのも一苦労だな


くっ……!

いや、この程度は予想範囲内!
更に続けるぜ!


僕はミュージシャンになる!

そうか。ならば私は楽器になろう

意味はわからねえけどなんだか格好いい!

僕の中での神原の評価が上がった。
だから、なんでだよ。



【神原駿河】
【阿良々木暦】



そう、私には――重さがない

体重が、ない。

といっても、全くないというわけではないのよ――
私の身長・体格だと、平均体重は四十キロ後半強
というところらしいのだけれど

五十キロらしい。

四十キロ後半強というところらしいのだけれど

戦場ヶ原は主張した。
譲らないみたいだ。



【戦場ヶ原ひたぎ】
【阿良々木暦】



わたしに惚れると、火傷しますよ

……なに、その、台詞

なにって言われましても、ほら、わたしって見ての通りのクールビズですから、この手の格好いい台詞が似合って似合ってしょうがないのです。

それ、クールビューティと言い間違っているのはそりゃすぐにわかるんだけれど、なんていうか、そっから先、いまいちどう突っ込んでいいのか、僕には思い当たらないよ、八九寺。ていうか、お前、クールだって言うなら、火傷するってのはおかしくないか?

む。そうですね。では

わたしに惚れると、低温火傷しますよ

………

とっても格好悪いですっ!

しかも、それも別に、クールではないしな

あ、そうです、わかりました。発想を転換すればいいのです。
阿良々木さん、こういう場合は、決め台詞はそのままに、
クールという形容を変えればいいのですよ。
クールな女という称号は惜しいですが、この際仕方がありません。
背に腹は代えられないという奴です。

なるほど。ああ、確かにそうやって形容を変えてしまえば、
逆に決め台詞に近づけるからな、セオリーと言ってもいい。
連載第二回目の表紙アオリ文に早くも大人気と書くみたいなものか。
よし、じゃあ、ものは試しだ、やってみよう。

言い換えるのが、クールだから――

ホットな女と名乗りましょう

ほっとするんだな

いい人そうですーっ!



【八九寺真宵】
【阿良々木暦】



今、僕、あいつにストーキングされてたんだよ

ストーキングといいますと、女性が下半身に穿く

それはストッキングだ

そうでしたっけ

ストーキングじゃわからなかったか?
まあ、ストーカーだよ、要するに

ストーカーと言いますと、女性が下半身に穿く

それはスカートか? 
なんで阿良々木さんはそこまで女性の下半身の着衣に対して
興味津々な男なんだよ

 



【八九寺真宵】
【阿良々木暦】



あなたのことなんて友達とも思っていなければ
後輩とも思っていない――今も昔も。
そんなことを、はっきり言われた

まあ……

最初は、じゃあ戦場ヶ原先輩は私のことを恋人と思っていてくれたのかと思ったが、しかし、そうではなかった

ポジティヴだったな



【神原駿河】
【阿良々木暦】



僕は適当に答えておくことにした。

宇宙人の友達に聞いたんだよ

え? 阿良々木くん、友達いるの?

宇宙人がいるかどうかを先に訊け!

 

【羽川翼】
【阿良々木暦】



ま、いいんじゃないですか? あんまり複雑に考えなくとも。
今はどうしようもない悩みごとに思えても、
百年後には笑い話になってますよ

随分かかるんだな!

多分僕、その頃には死んでるよ!
死んじゃってるよ!


ええ。 つまり生前散々悩んだ挙句、
死後、笑い物にされるのです

最悪だ!

 

【八九寺真宵】
【阿良々木暦】



ああ、そうか。
冒険のラストでお前は僕を庇って頭部に受けた外傷が原因で、
記憶喪失になってしまったんだったな

そんな感動的なラストが!?

そうなんだ。 病院のベッドで目を覚まして、
お前はすぐに言ったものだよ


『ここはどこ? わたしは誰?』 と?

いや、『高校はどこ? わたくしりつ?』 と

記憶を失ってなお学歴社会の虜です!

【八九寺真宵】
【阿良々木暦】


そうだ、こいつ、本、結構読んでんだよな。

確かお前は、小説だろうと漫画だろうとビジネス書だろうと、
何でも読むんだったよな

そう。私に読めないのは空気だけ

一番大切なものを読み落としている!




【阿良々木暦】
【戦場ヶ原ひたぎ】


恋愛相談、貝木さんくらいの歳になったら、
結婚願望ってことになるのかな?

馬鹿馬鹿しい
お前、ドラゴンクエストというゲームをやったことはあるか

ん? やったことはないけど、知ってるよ

ならわかるだろう、あのゲームは、
魔王を倒す過程でゴールドを貯めて遊ぶRPGなんだが

そうだっけ…?

だが、モンスターに倒されて、死んでしまった場合、
折角貯めたそのゴールドが、半分に減ってしまうんだ

うん、そうだよね。知ってる

結婚すると同じことが起きる

つまり結婚は死と同義だ



【千石撫子】
【貝木泥舟】


戦力である僕がいなくなって、どうするんだい?

大丈夫。僕には秘策、ザ・土下座がある

一生秘しておけばいいのに

正弦は土下座では許してはくれない。
人に土下座をさせることが趣味みたいな奴だ

すごい性格だな……
だがそんなすごい性格の奴も
人に土下座をすることが趣味みたいな奴に会ったことはあるのかな?

得意げに言われてもねえ




【阿良々木暦】
【斧乃木余接】


 

 

 


うひはー☆
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